「ごちそうさん」視聴率好調、2014年に嫁いびりの和枝が戻ってくる!

女優の杏が主役を務めるNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」が12月25日放送の第75話で、全150話のちょうど半分を折り返した。最高視聴率は27.3%を記録。年間ドラマ視聴率ランキングでは、大ヒットドラマ「半沢直樹」に続いて、2位にランクインするなど、放送開始以来、視聴率は好調だ。
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NHK『ごちそうさん」

女優の杏が主役を務めるNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」が12月25日放送の第75話で、全150話のちょうど半分を折り返した。最高視聴率は27.3%を記録。年間ドラマ視聴率ランキングでは、大ヒットドラマ「半沢直樹」に続いて、2位にランクインするなど、放送開始以来、視聴率は好調だ。

大晦日の12月31日(8:00〜9:30)には、前編の総集編「イチゴイチエ」が放送されるという。ここでは、前半を振り返るとともに、後半も見所を紹介する。

■西門家の人たちの魅力と、大阪の「始末」を大切にする家庭料理

杏がヒロイン・め以子を演じる「ごちそうさん」。東出昌大が演じる大阪出身の帝大生・西門悠太郎のプロポーズをうけて、第6週から舞台は大阪へ。

大阪編では、西門悠太郎の姉・和枝(キムラ緑子)の強烈な嫁いびりからスタート。和枝には、嫁ぎ先で厳しい姑につかえたが出戻ってきた過去があった。

次第に、行方知れずとなっていた義父(近藤正臣)の存在など、西門家の確執が明らかに。個性豊かな西門家の人たちの姿が反響を呼び、週を追うごとに視聴率は上昇。無口だった妹の希子(高畑充希)が「焼き氷」の歌を歌った日には、関東・関西ともに24%超の高視聴率を記録した。

め以子が作る「始末」を大切にした大阪の家庭料理も、物語に彩りを添えている。12月28日の放送では、大晦日に悠太郎と父との和解し、め以子が無事に女の子の「ふ久」出産。新年に、家族揃っておせち料理を食べるシーンが描かれ、心温まる回となった。

■2014年、もう一度和枝が戻ってくる

やはり、前半で注目を集めたのは、和枝だろう。

め以子の作った食事に手をつけず、持参してきたぬか床は捨てさせる……など、壮絶な嫁いびりへの反響は、和枝を演じるキムラ緑子の実家や親戚にも影響が及ぶほどだったという。

いびりがエスカレートする中、反響の大きさに驚きを隠さない。「女性週刊誌に大きく取り上げてもらってびっくりしました。故郷にも取材が来て、親がパニックになっていました」。



「母のところに親戚の叔父から電話があり『うちには、めいっ子がいないことになっているから』と言われたそうです。私の親戚と思われたくなかったんでしょうね。母も『怖くて見ていられない』と言ってました」。

(日刊スポーツ「朝ドラで注目 キムラ緑子/気になリスト」より 2013/12/24 06:53)

後に、結婚詐欺に遭い、傷心のあまり寝込みガス自殺を図った和枝は、農家との縁談を受けて、西門家を出て行ってしまう。この思いがけない展開に、当初は嫌われ役だった和枝の幸せを願い、「いけず」を楽しむ声がネットに上がるようになった。

そんな和枝が、2014年にもう一度戻ってくるという。脚本家の森下佳子さんが和枝を演じるキムラ緑子さんに告げた。

年明け早々、収録に再び参加する。脚本を手掛ける森下佳子さんからは「必ず救いがありますから」と言われたという。「どう和枝さんが変わってくるのか楽しみです」。

(日刊スポーツ「朝ドラで注目 キムラ緑子/気になリスト」より 2013/12/24 06:53)

また、キムラ緑子のブログによれば、前半の撮影が一段落した後も、和枝役に集中するあまり、別のドラマのリハーサルで大阪弁を披露したようだ。

本日は看護師となって手術シーンのリハーサルでした



救急隊からの電話を受ける緊迫したシーンで



どうしたの??



との台詞を



どないしたん?



と言ってしまって、

みなさんを爆笑させてしまいました

(「キムラ緑子の『いつか~~の前に』」より 2013/12/05)

※視聴率が好調な「ごちそうさん」。2014年に再び、和枝が戻ってきます。演技を見てみたいと思いますか? あなたの声をお聞かせください。

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