2015年5月の世界の平均気温は1880年の観測開始以来、5月としては史上最高を記録した。アメリカ海洋大気庁が6月18日に発表したデータで明らかになった。
この新たな気象データによって記録破りの暑さが続いていることが明らかになった。科学者にとっては世界の気温がじわじわと上昇している証拠を得たことになる。
アメリカ海洋大気庁の発表は、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が気候変動についての(全司教に送付する)回勅を公表した日と重なった。
ローマ法王は、地球が「ますます、おびただしい汚染物質の山のように見え始めている」と全司教に伝えた。
アメリカ海洋大気庁によると、5月の世界の平均気温は摂氏15.65度に達し、2014年に記録された5月としての最高気温を塗り替えた。5月として3番目に高い気温は2010年、4番目は2012年にそれぞれ記録された。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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