京都大学発のベンチャー企業が、電気自動車(EV)のスーパーカーを誕生させた。GLM株式会社(京都市左京区)が、コンセプト車両「GLM G4」を9月29日、パリモーターショーで発表。2019年の量産開始を目指している。EVスーパーカーの開発で知られるアメリカの「テスラモーターズ」の日本版になるか注目される。
「GLM G4」は、4ドアの4人乗りながら、路上を走るヨットをイメージした優美な姿となっている。専用開発の高出力モーターをボディ前後に2機搭載。最高出力540馬力。発進から時速100kmまでの到達時間は3.7秒、最高時速250km、航続距離400kmを実現したという。
GLMは、京都大学の学生だった小間裕康氏が、電気自動車の開発をするベンチャー企業として2010年4月に設立した。第1弾モデルとなった「トミーカイラZZ」の本格的な量産を2015年10月に開始している。
GLM提供
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