GLAY、結婚式での楽曲使用OK 無償で提供する「著作隣接権」ってなに?

「素晴らしい」「かっこよすぎんぞ!」
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VCG via Getty Images

ロックバンド「GLAY」は12月10日、同バンド名義で発表している楽曲を結婚式で使用する場合に限り、使用者から著作隣接権を徴収しないと公式サイトで発表した。

サイトによると、多くのファンから「GLAYの楽曲を結婚式で使用したい」との問合せを受けたという。メンバー自身も「結婚式という人生の素晴らしい舞台で自分達の曲を使用してもらえる事は大変喜ばしいことであり、それであれば自分達は無償提供したい」と思ったことから、「ブライダルで使用する場合に限り、著作隣接権についての無償提供」することになった。

この発表を受けて、ファンからは「素晴らしい」「かっこよすぎんぞ!」といった声が上がった。ブライダル業界からも「よく新郎新婦様がお使いになるので、このお話を聞いてなんだか私まで嬉しくなりました!」などの声が寄せられている。

■著作権と著作隣接権

GLAYが徴収しないと発表した著作隣接権とは何なのか。

JASRACの公式サイトによると、結婚式や披露宴などで音楽を利用するときは、音楽の利用方法により、作詞者・作曲者など"音楽をつくる人"の権利である「著作権」と、レコード製作者・歌手など"音楽を伝える人"の権利である「著作隣接権」がある。使用する際は手続きが必要になる

今回、GLAYが無償で提供するのが著作隣接権だ。使用法によって使用料は、JASRACやNexToneなどの管理団体に支払うことになる。

使用法により、以下のように区分Aと区分Bに分かれる。楽曲ごとの管理団体ついては、こちらから確認できる。

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GLAYの所属事務所であるラバーソウルが運営するレーベル「LSG」のサイトより
http://lsg.jp/