新型コロナウイルスがもたらした変化の一つに、「ブラジャーからの卒業」があるかもしれない。
少なくとも俳優のジリアン・アンダーソン氏は、ブラフリーで生きると決めたようだ。
『X-ファイル』や『ザ・クラウン』、『セックス・エデュケーション』などの出演で知られるアンダーソン氏は7月12日、Instagramライブで、もうブラジャーはつけていないと語った。
胸がおへそまでたれてもいい
ファンとのQ&Aセッションで、新型コロナの外出禁止期間中にどんな格好をしていたかを尋ねられ、アンダーソン氏は「私は面倒くさがりなんです。ブラはもうつけていません。つけられないんです。もう無理なんです」と答えた。
さらにその理由を「胸がおへそまでたれてもいいんです。もうブラジャーはつけません。ものすごく居心地が悪いですから」と語っている。
アンダーソン氏は外出禁止期間中、快適に過ごせる黒のトラックパンツとパーカーを、可能な限り毎日着ていたという。
発言の後、多くの人たちがブラジャーをつけたくないというアンダーソン氏への共感を表明。
「私もブラジャーはもうつけません」「ノーブラの方が快適に過ごせる」といった声がSNSに投稿された。
私ももうブラジャーはしません。シェルフブラ付きのタンクトップを着ています。こっちの方がずっと過ごしやすい
私はブラをしたことがなくて、そのことで散々嫌なことを言われてきました。だからジリアン・アンダーソンがもうブラをしていないと知って、すごく嬉しい!
女性だから、それが常識だからといって、女性に何かを身につけることを求めるべきではないと思う。女性は自分にとって快適なものを身につければいい
一方で、ブラなしでは外出が難しいという声も投稿されている。
これができる彼女はとてもラッキーです。私は胸がかなり大きいので、ブラなしでは過ごせない
家を出るときに必ず忘れないようにしているのは、結婚指輪とブラジャー。私は胸がかなり大きいので、話しているときに、胸をジロジロ見られたくなければブラをしなきゃいけない。家では、よくブラなしで過ごしています
新型コロナウイルスの影響で自宅時間が増えたことで、ブラをしなくなった人は増えたようだ。また、選ぶブラジャーの種類も変化しているという。
マーケットリサーチ会社NPDのクリスティン・クラッシ=ズーモ氏は「2020年後半は、スポーツブラやワイヤーのないブラレットの売り上げは伸びたものの、ワイヤー入りブラジャーの売り上げは落ちた」とInstyleに述べている。