ジジ・ハディッドが「橋本病」を告白、体型批判に抗議「SNS時代に生きる人たちへ」

「薬物依存なのでは」と批判されていました
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アメリカ出身の人気モデル、ジジ・ハディッドが、体型の変化は持病の「橋本病」によるものだと自身のTwitterで明かした。

橋本病は別名、「慢性甲状腺炎」ともいわれ、甲状腺における自己免疫疾患の一種である。 

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Michael Stewart via Getty Images

このところの「激痩せ」の原因について、SNSでは「薬物」や「過労」など様々な憶測が流れていた。こうした心無い噂に対し、ジジは猛抗議。2月12日にTwitterを更新し、「もっと他人に対する理解を持って欲しい」とメッセージを送った。

For those of you so determined to come up w why my body has changed over the years, you may not know that when I started @ 17 I was not yet diagnosed w/Hashimoto's disease; those of u who called me "too big for the industry" were seeing inflammation & water retention due to that.

— Gigi Hadid (@GiGiHadid) 2018年2月11日

私の体型が、ここ何年かで変化した理由をでっち上げようとしている人たちへ。あなたたちは、私が17歳でモデル活動をスタートした時は、まだ橋本病だと診断されていなかったって知りませんよね。当時の私を「ファッション業界でやっていくには太りすぎ」と呼んだ人々が見ていたのは、病気で体に炎症が起きて、むくみに悩んでいた私です。

ストレスや過度の移動も体への負担になるけれど、私は以前と変わらない食生活を送ってきた。ただ、健康状態が改善されて、私の体が変化しただけです。みなさんにとっては「激痩せ」しているように見えるかもしれませんが、私だって正直に言うと、こんなに細くなりたかったわけじゃない。でも、今は、以前より内側は健康になったと感じるし、私だってまだ皆さんと同じで、毎日自分の体について学びながら一緒に成長している途中なんです。

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Doug Peters/EMPICS Entertainment

世間が期待する「美の基準」を満たしていないからって、今後私が自分の体形がどう見えるかについて説明することはありません。皆さんと同じように。そんな義理はありません。他の人についてとやかく言うつもりはないけど、私はドラッグに手を出したりはしません。私の体の成長が理解できないからと言って、変なレッテルを貼るのはやめてください。

SNSユーザーの1人として、どうか、人はもっと他人に対して理解しようとする気持ちを持つべきだということと、真実は本人だけにしか分からないということを知ってください。嫌いな人に対して残酷に接するよりも、好きな人を元気にするためにエネルギーを使いましょうよ。

6つにも及ぶ長文ツイートで、体型批判の現状を訴えたジジ。彼女の一連の投稿は合計11万件以上リツイートされ、世界中から共感の声が寄せられている。

その中には、「よく言った!」「女性として誇りに思います」「ファッション業界だけの話じゃないよね」と言った声が多く見られた。

「SNS時代に生きる人間として、誰ひとり他者への配慮を忘れてはならない」

ジジの呼びかけは、そんな主張が込められている。