歌手・俳優の星野源が8月18日、テレビ朝日の「ミュージックステーション」に出演し、大ヒット曲「恋」以来、10カ月ぶりとなる新曲「Family Song」を初披露した。星野は、司会・タモリとのトークで、「両親が同性同士の家族だったりっていうのも、これからどんどん増えてくると思う」などと新曲に込めた家族観を語った。
「Family Song」は、「家族」をテーマにした新曲。日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』の主題歌で、7月31日にYoutubeで公開されると反響を呼び、8月20日時点で670万回再生を超えている。
タモリに「今回の曲は家族がテーマなんだよね」と聞かれた星野は、「そうなんです。楽曲は、楽曲は60年代末~70年代初めのソウルミュージックをモチーフにしているんですけど、歌詞を昔というよりも今の家族にしたいなと思ってたんですよ」などと、自身の家族観について以下のように語った。
「家族って、漠然と血の繋がりだと思ってたんですけど、よく考えたら夫婦って、血つながってないじゃないですか? だから血のつながりとか関係ないな思って」
「例えば、友達や仕事仲間も”ファミリー”って言ったりするじゃないですか。広い意味で、これからの時代に向けての”ファミリー”なんです。あと例えば、両親が同性同士の家族だったりっていうのも、これからどんどん増えてくると思うんですよね。そういう家族も含めた、懐の大きい曲を作りたいな思って作りました」
「Family Song」の歌詞には、「血の色 形も違うけれど」というフレーズがある。
ただ 幸せが
一日でも多く
側にありますように
(中略)
出会いに意味などないけれど
血の色 形も違うけれど
いつまでも側にいることが
できたらいいだろうな
星野が、ミュージックステーションで同性カップルの家族に言及したことについて、Twitter上には、「素晴らしい」「よくぞ言ってくれた」「すごく嬉しい」などの声が上がった。
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