ガザの人々は氷水でなく、瓦礫をかぶった「私たちは支持を必要としている」【動画】

筋委縮性側策硬化症(ALS)の認知を高めるためのチャリティキャンペーン「アイス・バケツ・チャレンジ」が世界に広がるなか、その波はイスラエルと戦闘状態にあるガザにも届いている。
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筋委縮性側策硬化症(ALS)の認知を高めるためのチャリティキャンペーン「アイス・バケツ・チャレンジ」が世界に広がるなか、その波はイスラエルと戦闘状態にあるガザにも届いている。

しかし、かぶるのは氷水ではない。ロケット弾などイスラエルからの攻撃で2000人以上が死亡しているガザに住む人々は、その惨状を訴えるため瓦礫をかぶる運動を始めた。発起人となったジャーナリスト、アイマン・アル・アロウルさんが、企画に関して説明し瓦礫をかぶる動画を投稿した。

アイス・バケツ・チャレンジでは寄付をしたり、次の人を3名指名する、といった要素があったが、ガザでの試みは、あくまでもパレスチナ側への支持を得ることが目的で、寄付や物資を募る内容ではない。投稿は、Facebookページにまとめられている。

こんにちは。私はアイス・バケツ・チャレンジの試みが気に入ったので、パレスチナバージョンを作りたいと思います。私たちも本当はバケツで水をかぶりたい。ですが、私たちにとって、水にはかぶるよりもっと大事な使い道があります。仮に水があったとしても、凍らすのはもっと難しい。なんかいいものはないかと周りを見回したら、ご覧のとおりです(周りには瓦礫の山)。これを、氷水の代わりに使いたいと思います。

このチャレンジは、特定の誰かのためのものではありません。パレスチナに共感するすべての人々のためのものです。

私たちは、救援物資を要求しているわけではありません。ガザを救いたいならば、自分自身のアイディアを考えてほしい。そして、フォロワーやオーティエンスを持つ方々に、パレスチナを支援する立場を明確にすることをお願いしたいと思います。私たちは支持を必要としているのです。

ガザからは、集団で瓦礫をかぶる写真も投稿されるなど、徐々に投稿数も増えている。

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