スペイン南東部アリカンテ近郊モバノールのガソリンスタンドで3月9日、パトカーにガソリンを入れていた店員と警官のもとに、車が猛スピードで突っ込んできた。
9日午前11時30分、モバノールにあるショッピングモール「レプソルアウトレット」のガソリンスタンドで、給油していた店員とそばにいた警官に向かって、赤いBMWが突っ込んできたが、ギリギリはねずに済んだ。
エル・パイス紙によると、防犯カメラの映像には、猛スピードのBMWが、対向車線からガソリンスタンドに入ろうとした別の車を避け縁石を突っ切る場面が映っていた。BMWはかろうじてパトカーからそれ、車体の一部を柱にぶつけ、数メートルスリップして停止した。
「もし車が私たちに当たっていたら、死んでいましたね」と、事故当時スタンドの店内にいた目撃者が地元紙「ラ・セクスタ」に語った。
これは……不幸中の幸い。
驚くことに、けが人はいなかった。
警察はBMWと、対向車線の車の両方の運転手から事情を聞いている。起訴はされていないという。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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