アーティストのGACKTさんが3月5日、千葉市にある高校の卒業式にサプライズゲストとして登場し「野に咲く花のように」を披露した。
GACKTさんがサプライズ乱入したのは、千葉市にある千葉経済大学附属高等学校。
GACKTさんの登場とともに、体育館は歓声と興奮に包まれた。
GACKTさんは、ステージに上がると「君たちの未来に期待しています。卒業おめでとう。しっかり頑張れよ!」とエールを送った。
生徒たちがSNSに投稿した、その時の様子を紹介する。
■卒業式ライブは、GACKTさんのライフワーク
GACKTさんは、2006年から卒業式に飛び入り参加して、ライブで「野に咲く花のように」を歌っている。そのきっかけとなったのは、2005年にラジオ番組に寄せられた阪神淡路大震災で被災した高校生の投書だった。
A君の高校には大震災を契機に「環境防災科」が設立されましたが、定員割れで存続が心配される時期がありました。A君はあこがれのGacktに、力になってほしいと嘆願のメールを送りました。阪神淡路大震災を体験しているGacktは、学科の存続を願いつつも、まずA君自身が魅力的な人間になり入学希望者獲得のために努力することを促すものでした。そして存続が決った年の卒業式、突然現れたGacktが卒業生の前で初めて歌ったのがこの曲です。
【UPDATE】初出時、校長の直談判だったと紹介しましたが、2015年に訪問した高校のエピソードの誤りでした。該当の箇所を削除いたしました。お詫びして訂正いたします。(2016/03/06 21:35)
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー