兵庫県高砂市で6月1日に開かれた、全国からゆるキャラを集めたイベント「ご当地博」に、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」の偽物が現れ、兵庫県警高砂署の職務質問を受けていたことがわかった。同署は著作権法に抵触する可能性もあるとみて調べているという。朝日新聞デジタルが報じた。
同署によると、1日正午ごろ、同市米田町の会場に「ふなっしー」に似た着ぐるみが現れた。子どもらに「ふなっしーだ」などと囲まれて騒ぎになり、会場外に出たところで警戒中の同署員の職務質問を受けた。中に入っていたのは兵庫県加古川市在住の20代の男性で、調べに対し、「自分の子どもを喜ばせようと思って着ていた」などと話しているという。
(朝日新聞デジタル『「ふなっしー」偽物現れる 兵庫、警察が職務質問』より 2014/06/02 12:45)
イベントは高砂市の市制60年を記念して5月31日から行われ、熊本県の「くまモン」など全国各地のゆるキャラ約60体が出演していた。ふなっしーの出演は、日程が合わず見送られていたという。
■Twitterの声
兵庫県警高砂署が著作権法に抵触する可能性もあるとしていることについて、著作権侵害の刑事罰は親告罪とされており、「本物の意見を聞くべきではないか」といった声がTwitter上に寄せられた。また、「コスプレとどう違うのか?」といった疑問の声も上がっていた。
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