東京電力
検出地点は、港湾外に通じる排水路に繋がっており、東電は同排水路を通じて放射能を含んだ雨水が港湾外に流れていると認めているが、港湾外における観測では大きな変動はみられないとしている。
東電は昨年4月から、排水路を流れる雨水・地下水の放射能濃度を測定を行ってきた。このうち、港湾外に通じる「K排水路」の排水口からは他の排水路に比べ高い濃度の検出結果が得られていた。
このため東電が同排水路の上流を調べた結果、2号機原子炉建屋の屋上の水たまりから、1リットル当たり2万3000ベクレルのセシウム137を検出。ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質は同5万2000ベクレルと測定された。東電はこの測定結果を24日、原子力規制庁に報告した。
東電は、2号機原子炉建屋屋上で今回の水たまりを検出した場所において雨水の汚染防止対策を実施すると説明している。
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