藤子不二雄Aさん死去。日本を代表する漫画家の1人。『忍者ハットリくん』『怪物くん』『笑ゥせぇるすまん』など

小学校の同級生だった藤本弘さんと漫画家ユニット「藤子不二雄」を組んで数々の名作を生みました。
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「藤子不二雄A展」のオープニングセレモニーに出席し、取材に応じる漫画家の藤子不二雄Aさん=2018年10月18日、東京都港区の六本木ヒルズ森タワー[(C)藤子スタジオ]
時事通信社

日本を代表する漫画家の1人、藤子不二雄Aさんが亡くなったとTBSNHKが報じた。88歳だった。NHKによると、4月7日午前8時40分ごろ川崎市の自宅で亡くなった。警察で死因などを調べているという。

 
■小学校の同級生だった藤本弘さんと漫画家ユニット「藤子不二雄」を組んで数々の名作を生む

デジタル版 日本人名大辞典+Plusなどによると、藤子不二雄Aさんの本名は安孫子素雄(あびこ・もとお)。

1934年3月、富山県氷見市に生まれた。小学校の同級生だった藤本弘さん(故人)と「藤子不二雄」の名義で合作をはじめ、1964年にスタートした合作の『オバケのQ太郎』が大ヒット作品となった。

その後も『怪物くん』『プロゴルファー猿』『笑ゥせぇるすまん』などのヒット作を生んだ。トキワ荘などで過ごした青春時代を扱った自伝的な作品『まんが道』でも知られる。

1987年にコンビを解消。『ドラえもん』や『パーマン』などを描いていた藤本さんは藤子・F・不二雄、安孫子さんは藤子不二雄Aと改名していた。