藤井四段が佐藤天彦名人を破る、朝日杯4強

公式戦でタイトル保持者に勝利したのは初めて
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佐藤天彦名人(手前)と対局する藤井聡太四段=14日午後、名古屋市東区の東桜会館、戸村登撮影
朝日新聞社

藤井四段、佐藤名人破り4強 朝日杯将棋、次は羽生竜王

 第11回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催、東海東京証券、トーエネック、豊田自動織機、松坂屋名古屋店、明治協賛)の本戦2回戦は14日午後2時から、名古屋市東区の東桜会館で指され、中学生棋士の藤井聡太四段(15)が佐藤天彦名人(29)に121手で勝ち、初めてベスト4に進んだ。藤井四段が公式戦でタイトル保持者を破ったのは初めて。2月17日に東京で行われる準決勝で羽生善治竜王(47)と対戦する。

 藤井四段は終局後、「序盤から力戦模様で難しかったです。名人に勝てたのは、早指しではありますが、自信になりました」と話した。一方、佐藤名人は「少しずつ苦しいかなという気がしていました。藤井さんの中終盤の指し手が的確で、最後まで(差が)縮まらなかったです」と振り返った。(村上耕司)

(朝日新聞デジタル 2018年01月14日 16時22分)
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