7月27日から3日間にわたって開催される「FUJI ROCK FESTIVAL'18」で、一部出演アーティストのステージがYouTubeでライブ配信される。23日、対象アーティストのラインナップが発表された。
フジロックのステージが世界に向けてライブ配信されるのは、1997年に始まって以来初めてのこと。エレファントカシマシやサカナクション、Suchmosなど、50組以上のアーティストが配信対象のラインナップに並んだ。
2つのチャンネルで配信予定で、それぞれのアーティストが登場する時間については、公式サイトにタイムテーブルが公開されている。なお、配信アーティストが追加されたり、予告なく変更される場合もある。
日別の配信アーティスト一覧は以下の通り。(※7月28日12時時点。変更や追加発表があれば、記事をアップデートする)
【1日目(7/27)出演アーティスト】
ALBERT HAMMOND JR
エレファントカシマシ
GLIM SPANKY
LET'S EAT GRANDMA
jizue
MAC DEMARCO
ミツメ
MONGOL800
N.E.R.D(ヘッドライナー)
neco眠る
ODESZA
Ovall
PARQUET COURTS
POST MALONE
ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA(feat. 仲井戸"CHABO"麗市、甲本ヒロト、奥田民生、トータス松本)
サカナクション
ストレイテナー
TUNE-YARDS
YEARS & YEARS
【2日目(7/28)出演アーティスト】
ASH
CARLA THOMAS & HI RHYTHM W/VERY SPECIAL GUEST VANEESE THOMAS
D.A.N.
eastern youth
ESNE BELTZA
FISHBONE
ハンバート ハンバート
JOHNNY MARR
MGMT
NATHANIEL RATELIFF & THE NIGHT SWEATS
小袋 成彬
OLEDICKFOGGY
RANCHO APARTE
シャムキャッツ
SKRILLEX
STARCRAWLER
The Birthday
toconoma
【3日目(7/29)出演アーティスト】
ANDERSON .PAAK & THE FREE NATIONALS
浅井健一 & THE INTERCHANGE KILLS
Awesome City Club
cero
CHVRCHES
DIRTY PROJECTORS
HINDS
HOTHOUSE FLOWERS
JACK JOHNSON
KACEY MUSGRAVES
KALI UCHIS
King Gnu
MISIA
odol
Suchmos
THE FEVER 333
VAMPIRE WEEKEND
WESTERN CARAVAN
ラインナップには、邦楽アーティストの名も多数並んでいる。
同フェスを運営するSMASHによると、フジロックの存在や出演するアーティスト、特に邦楽アーティストを「世界に知ってもらえること」が、YouTubeでのライブ配信に踏み切る決め手になったという。
SMASHの担当者は7月5日、ハフポスト日本版の取材に対し、以下のように展望を語っていた。
「フジロックフェスティバル自体そして、出演いただくアーティスト、特に邦楽アーティストをYouTubeによる全世界配信で世界に知ってもらえることが、ライブ配信を決めた一番の理由です」
「今までフジロックの名前は知っていたが、サイトを見たり、出演アーティストを知ろうとしていなかった方にも気軽に見ていただき、興味をもっていただける機会になればと思います」
全世界での発信をきっかけに、邦楽アーティストの認知が広がり、世界進出のチャンスが生まれる可能性もある。また、「仕事で行けない」などの理由で参加を断念する人や、小さな子どもがいて参加できないという人も、気軽にフジロックを楽しめるようになる。
いよいよ間近に迫ったフジロック。YouTubeでのライブ配信をきっかけに、世界中の音楽ファンがフジロックの魅力を堪能し、アーティストを発掘する機会が増えることに期待したい。
【UPDATE 2018/7/28 12:00】
配信対象のアーティストに追加発表があったため、記事をアップデートしました。