数学の問題を解いてくれるアプリは本当に役立つのか?

簡単な一次方程式や計算問題を引き受けてくれるアプリ「PhotoMath」は、ラクをしたい学生が飛びついてしまうのではないかと指摘するインターネットユーザーもいる。
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電卓では計算できないような、ちょっと複雑な数式の答えが知りたいって? そんな人のためのアプリが登場した。

PhotoMath」は、簡単な一次方程式や計算問題を引き受けてくれるアプリだ。スマートフォンのカメラ画面で問題を指定するだけで、答えを出してくれる。

この無料アプリのすごいところは、答えを教えてくれることだけではない。「PhotoMath」はさらに、各問題の解き方を、段階を踏んで丁寧に説明してくれるのだ。この機能は、学生や子どもを持つ親、教育関係者に役立つのではないかと一部で反響を呼んでいる。

しかし、ラクをしたい学生が飛びついてしまうのではないか、と指摘するインターネットユーザーもいる。

「数学を勉強する高校生にとっては夢のようなアプリだが、それほどいいアイデアではないかも」と、「CounterNotions.com」のブロガー、Kontra氏はツイートしている。

「方程式の解き方は、学習によって身につくものだ。手を抜くようになっては困る」と、同氏のコメントは続いている。

文末のスライドショーでは、これまでアップルが批判を受けて取り下げたアプリや、検閲を加えて許可したアプリなどを紹介している。

この記事は最初にハフポストUS版に掲載されたものです。

[日本語版:遠藤康子/ガリレオ]

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