コンサート会場やサッカースタジアム、レストランなどで11月13日、金曜の夜を楽しんでいたパリ市民を再びテロが襲った。史上まれに見る無差別の連続テロが「芸術の都」パリを恐怖に陥れている。
オランド大統領は一連の事件を「前例のないテロ」と述べ、国家非常事態宣言を発令した。国境も封鎖した。パリでは11月30日から世界の首脳を集めて地球温暖化対策を話し合う国際会議(COP21)が開かれるなか、テロ対策が重い現実問題としてのしかかっている。オランド大統領は15日からトルコで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議への出席を取りやめた。
パリを含め、フランス国内は2015年に入ってからでも、何度もテロの標的になっている。主なテロ事件をまとめてみた。
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