政府観光局は10月22日、2013年1〜9月に日本を訪れた外国人旅行者数は、推計973万7300人になったと発表した。9月は、前年同月比26.8%増の109万9000人で、ひと月あたりの訪日外国人旅行者は、過去4番目の記録となった。航空便の国際線増便や、大型船の寄港などが増加に寄与したという。
国や地域別に見ると、中国からの外国人旅行者が24万6000人余りで最も多く、2013年の同じ月に比べて57.6 %の増加となった。そのほか、東南アジアのシンガポール、マレーシア、ベトナム、インドからの旅行者も大きく伸びている。
政府は6月、観光立国を目指した「アクション・プラン2014」を策定。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに、年間外国人訪問客を2000万人にする目標を掲げている。訪日旅行の需要喚起のため、9月30日から、インドネシア、フィリンピン、ベトナムなど東南アジア向けの観光ビザを緩和。10月1日からは新たな免税制度を導入するなど対応を進めた。
政府観光局の担当者は、通年では過去最高だった2013年の1036万人を大きく上回り、1200万人台後半に達する見通しを示したという。
日本政府観光局は、「先月末にインドネシアやフィリピン、それにベトナムに対して観光ビザの要件が緩和されたこともあり、ことし1年間の外国人旅行者数は1200万人に到達すると見込んでいる」と話しています。
(訪日外国人旅行者 9月としては過去最高 NHKニュースより 2014/10/21 16:38)
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