中国最後の統一王朝「清」が成立したのは今から380年前、1636年のことだ。中国東北部の国家「後金(こうきん)」を前身とする清は、やがて強大化。南進し、1644年には北京へ入城。それまで中国を支配した「明」の崩壊後、1912年に最後の皇帝・宣統帝(溥儀)が退位するまで約300年間にわたって中国を統治した。
故宮博物院・太和殿
明代に皇帝が暮らした「紫禁城」は清朝が継承。その面積は約72万平方メートルで、東京ドーム約15個分に相当する広大な宮殿だ。17世紀前半の反乱でほとんどが焼失し、現存する建造物は清代に再建されたものが多いが、創建当初の規模を今に伝えている。明・清時代の皇帝権力の強大さを示す象徴的な建造物と言えるだろう。
今回は、明・清の歴代皇帝が暮らした豪壮華麗な、かつての紫禁城(現 故宮博物院)の様子を画像集でお届けしよう。天安門広場から神武門まで、主要な建築を南から順に紹介する。
かつての紫禁城(現 故宮博物院)の全図/Google, Inc.
1:まずは天安門広場から
吉川慧
2:天安門をくぐり、いざ故宮へ
吉川慧
2:国家主席の気分が味わえる天安門からの眺め
吉川慧
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2:見晴らしは抜群、人民大会堂も見える
吉川慧
3:午門をくぐり、故宮博物館の中へ
吉川慧
4:あまりに広すぎる太和殿前広場
吉川慧
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5:太和殿は中国最大の木造建築
吉川慧
5:太和殿の中に入ると・・・
吉川慧
6:宴会場や試験会場にもなった保和殿
吉川慧
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6:保和殿の中に入ると・・・
吉川慧
7:皇帝の寝室・執務場所だった乾清宮
吉川慧
7:乾清宮の中に入ると・・・
吉川慧
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8:清朝の軍事・政治の最高機関だった軍機処
吉川慧
9:一番北にあるのが神武門
吉川慧
9:神武門から故宮の全体を眺めると・・・
ASSOCIATED PRESS
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