アメリカの経済誌フォーブスは9月29日、2014年版のアメリカの資産家400人の長者番付を発表し、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(58)の資産総額が前年比90億ドル増の810億ドル(約8兆8千億円)に上り21年連続でトップとなった。
2位は著名投資家のウォーレン・バフェット氏の670億ドル、3位はソフトウエア大手オラクル創業者のラリー・エリソン氏で500億ドルで、上位3人の順位は昨年と変わらなかった。
また交流サイトの大手Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグ氏は、保有する会社の株価が上昇したため前の年の20位から11位に順位を伸ばし、340億ドルだった。
NHKニュースは次の通り報じている。
長者番付で公表された400人全員の資産を合わせると、前の年より13%多い2兆2900億ドル(およそ250兆円)で、人口2億人のブラジルのGDP=国内総生産とほぼ同じ規模に当たります。
アメリカでは好調な経済を背景に株価や不動産価格の上昇が続いていることから、こうした資産を持つ一部の人たちに富が集中する傾向が強まっていることがうかがえます。
(NHKニュース「米長者番付 ゲイツ氏が21年連続トップ」より 2014/09/30 07:18)
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