ある消防士がとっさに機転を利かせて赤ちゃんの命を救った。
4月18日、ロバート・サットンさんはジョージア州ディカーブ郡で建物火災の出動要請を受けて現場に駆けつけた。
サットンさんは現地テレビ局「NBC11」の取材に対し、「車を止めると、ものすごい煙や炎が見えました。最初は本当に中に閉じ込められているとは分かりませんでした」と語った。
同局によると、サットンさんは到着してすぐに、建物の隅で誰かが2階の窓を開けたのを見たという。
そして窓に赤ちゃんを抱えた男性が見えた。男性の部屋はみるみるうちに煙が充満し、男性は自分の子供を助けようと必死だった。
現地テレビ局「FOX5」の取材に応じたサットンさんは、「私は彼に向かって『赤ちゃんを落として』と呼びかけました。男性はその通りにし、私は運良く赤ちゃんをキャッチできたんです」と振り返った。
サットンさんの上司トム・バレルさんは、今回の救出劇によって、消防士はハードな訓練を経てなるものだと理解してもらえたらと期待を寄せる。
バレルさんはFOX5に「効果的な訓練、長年の経験と優れた状況判断力を私は本当に誇りに思っています」と述べた。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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