大坂なおみ、優勝インタビューでクビトバを称える「ずっと対戦したいと思っていた」

日本人初の世界ランキング1位が確定。歴史的な1戦となりました。
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全豪オープンの優勝カップを手にする大坂なおみ選手
ロイター通信

「グランドスラムの決勝であなたと対戦できたことを光栄に思う」

1月26日に行われたテニス・全豪オープンの女子シングルス決勝。日本人初の世界ランキング1位を確定させる歴史的な勝利を飾った大坂なおみ選手は、熱戦を繰り広げたクビトバ選手(チェコ)をこう称えた。

試合後、優勝カップを手にした大坂選手は「ハロー」とマイクに向かって語りかけると、「人前で話すのは苦手なの・・・」と話し始めた。

後方のクビトバ選手を振り返り、「ペトラ、ずっと対戦したいと思っていた。大変なことを乗り越えてきたよね。この試合が初対戦になってほしくなかったけれど、グランドスラムの決勝で対戦できて光栄に思う」と語りかけた。

「とても暑かった」と語って優勝カップを脇に置くと、会場からは小さな笑いが起こったが、最後は「何を言うか忘れちゃった。みんなありがとう。決勝でプレーできたことを光栄に思います」と勝利をかみしめた。