平昌オリンピックは2月23日、フィギュアスケート女子のフリープログラムがあり、宮原知子(19)が222.38点(SPとの合計)で4位に入賞した。
この日、宮原はブルーを基調とした鮮やかな衣装で登場。リンクサイドでコーチとおでこを突き合わせてからリンクに降り立つと、会場は大きな歓声に包まれた。
オペラ「蝶々夫人」に乗せて舞った宮原は、冒頭で3回転ループに成功。ルッツとトーループの連続3回転も決めた。ステップシークエンスでも、のびのびとした演技を見せた。
演技後半でも3回転ルッツからの3連続ジャンプに成功。両手を差し出す最後のポースを穏やかな笑顔で締めくくった。
1年前に負ったケガを乗り越え、宮原はオリンピックの舞台で華麗に舞った。「ミスパーフェクト」はケガを乗り越え、見事な復活を果たした。
中継を担当したテレビ朝日の進藤潤耶アナウンサーは「これが世界の宮原知子だ!」と讃えた。