アポロ11号にまつわる陰謀論、有名物理学者がツイートで瞬殺

月面着陸はねつ造だったと信じる人々が、わずかながら存在する。
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バズ・オルドリン宇宙飛行士が1969年7月21日、月面に降り立った。陰謀論者の中には、スタジオで撮影されたと信じている人間もいる

7月20日は、人類初の月面着陸から46周年の記念日だった。しかし、今でも「すべてはねつ造だった」と信じる人々が、わずかながら存在する。

この陰謀論によれば、アポロ11号に乗ったニール・アームストロング船長とバズ・オルドリン氏が降り立ったのは、月ではなく映画撮影用のスタジオだったという。中にはこんな主張まである。「2001年宇宙の旅」で有名なスタンリー・キューブリック監督が、このねつ造映画を指揮したというのだ。

イギリスの物理学者で、マンチェスター大学の素粒子物理学教授ブライアン・コックス氏は20日、陰謀論者たちに単刀直入なメッセージを投げかけた。

前にも言いましたが、もう一度言います。 アポロ11号が月面着陸したと思ってない人は、とんでもない大馬鹿者(nob end)だ。脳みそを入れ替えたほうがいい。

同氏はまた、「nob end」のnobにはいつもkを付けないで綴るとツイートした(knob-endは、「バカなやつ」という意味)。

このツイートにオルドリン氏が反応し、付け加えた。

ブライアン・コックス氏はとても頭が切れます。それに、もし私たちが着陸していないなら、今ごろロシアがそれを暴露していたでしょう。

2002年、当時72才だったオルドリン氏が、聖書を手にした陰謀論者の顔を殴ったことはよく知られている。その男はオルドリン氏を追いかけ回し、「天国に行ったこと」を「悔い改める」よう言い、同氏のことを「臆病者、嘘つき、盗人」と呼んだ。

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20日、オルドリン氏はソーシャルメディアで、着陸した時の思い出についてもシェアしている。

この写真は、#Apollo11 の月面着陸時に、ニール・アームストロングが私を撮影したものです。ふと成り行きで撮ったものでした。彼は、「そこで止まって」と言い、私が振り返ると、写真を撮りました。この写真は「バイザーショット」と呼ばれています。月着陸船と、ニール、そして私の影がバイザーに映り込んでいるからです。この写真の素晴らしさは、3つの言葉で言い表せます。:ロケーション、ロケーション、ロケーション!(イギリスの不動産紹介番組)

はしごを下りる時、ハッチを完全には閉めませんでした。閉め出されてしまわないようにです。#Apollo11(ドアにはハンドルがなかったのです)

月では数枚しか写真を撮りませんでしたが、この1枚から、月塵がタルカムパウダー(ベビーパウダー)のようだったことが分かります。#Apollo11(カメラを持っていたのはほとんどニールで、私の仕事は実験の準備をすることでした)

子どもたちに、月の上を歩くのはどんな感じだったかと聞かれた時は、「ぐにゃぐにゃした感じ!」と答えています。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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