[2日 ロイター] - インターネット交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック
同社が2012年にフェイスブックの利用者を対象とした心理学的実験を、同利用者に知らせずに行ったことについてSNS上で激しい怒りの声が上がったことを受けた措置。
同社内部での利用、または学術的目的で、個人情報や特定の集団に関わる研究・調査の要請については、より厳しい精査が行われるという。新たな指針について詳しくは明らかにされなかった。
またフェイスブックが実施するいかなる学術調査も、今後は一つのサイトに掲載される。
フェイスブックのスポークスマンは7月に、70万人近い利用者を対象に12年に実施された調査が利用者の怒りを買ったことを認め、今後は調査の扱い方を変えると述べていた。
その調査で同社は、フェイスブックのニュースフィードに、よりポジティブまたはネガティブな内容の投稿を行う利用者の心理について実験を行った。
同CTOは「この主題は研究に重要だったが、研究報告書が発表された際の反応は予測していなかった」と述べた。
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