Facebookは、日曜日(米国時間3/27)にパキスタンのラホールで起きた自爆テロの安否確認通知を、誤って米国、英国を含む他の地域の人々に送ってしまったことを謝罪した。SMSで通知を受けたユーザーは恐れをなし、混乱した。なぜならテキストには「あなたは爆発の影響を受けましたか?」と書かれているだけで、どこで起きたかが書かれていなかったからだ。
Facebookは、Facebookの災害対応ページの投稿で、通知は誤って送られたものであることを伝えた。「この種のバグは我々の意図に反するものだ。直ちに問題を解決したことを報告し、誤って通知を受け取った方々にお詫び申し上げる」
Facebookは、災害に遭った地域のユーザーが自分は無事であることを発信する場として2014年10月に、安否確認サービスを開始した。これは、自分が安全であることを、すばやくFacebook友達に伝えられる便利な機能だ。
しかし、自動化システムである安否確認は、時として無神経とも思われる間違いを犯すことがある。大惨事の後では特にそうだ。例えば2015年11月のパリ同時多発テロの後に開設した安否確認ページが、その前日にベイルートで43人が死んだ自爆テロの時には開設しなかったことを、Facebook CEO Mark Zuckerbergが謝罪した。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
(2016年3月29日 TechCrunch日本版「Facebook、パキスタン自爆テロの安否確認通知を他地域のユーザーに送ったことを謝罪」より転載)
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