トランプ大統領の記者会見、写真の構図が秀逸すぎると話題に(アメリカ大統領選挙)

写真には「ピューリッツァー賞にノミネートされるべきだ」といった声があがっています
|

2020年のアメリカ大統領選挙は、共和党のトランプ氏と民主党のバイデン氏の激しい接戦になっている。

当確が発表されていない激戦州の動向に注目が集まる中、トランプ氏が11月5日にホワイトハウスで開いた記者会見の写真の構図が、秀逸だと話題になっている。

それはこの写真。

Open Image Modal
ASSOCIATED PRESS (AP Photo/Evan Vucci)

トランプ大統領の右上にある、赤い文字の「EXIT(出口)」のサインを大きく捉えたこの写真を撮影したのは、AP通信写真家のエヴァン・ヴッチ氏だ。

大統領選挙は現在、バイデン氏が勝利に王手をかけた状態で、トランプ氏は接戦となっているペンシルベニア州やジョージア州、ネバダ州などの激戦州のうち一つも落とせない。

劣勢のトランプ陣営は「郵便投票や選挙集計で不正が行われている」と根拠のない主張をしており、いくつかの州で訴訟も起こしている。

5日の記者会見でも「不正が行われている」という主張を一方的に繰り返したが、そこで撮影されたヴッチ氏の写真に、「今の状況を決定付ける写真だ」とか「ピューリッツァー賞にノミネートされるべきだ」といった声が上がっている。

「一方的にまくし立てるトランプ氏のボロボロの会見で、AP写真家のエヴァン・ヴッチ氏が撮ったこの写真が素晴らしすぎる」

「今夜一番の写真はこれだ」

「これはもうアート」

「説明書きのいらない写真だ」

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。

Open Image Modal
Maya Nakata / Huffpost Japan

混戦の末、バイデン氏が勝利を確実にしたアメリカ大統領選。敗北したトランプ氏ですが、前回より多い7000万以上の票を得るという結果になりました。これが意味することは? 選挙が終わってもアメリカ社会の「分断」は残り続けるのか?

#ハフライブ では、日本から大統領選に在外投票したモーリー・ロバートソンさんらを迎え、「トランプ支持者の“心の中“と分断社会のこれから」をテーマに議論しました。(生配信日:2020年11月5日)

番組アーカイブはこちら⇨https://youtu.be/iqjG-xll4j8