フィギュアスケート女子シングルで金メダルに輝いたロシア人のアリーナ・ザギトワ(15)と銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(18)の両選手に対し、オリンピックで4つのメダルを獲得した元フィギュアスケート選手のエフゲニー・プルシェンコさん(35)が2月23日、自らのInstagramで2人の対決を「偉大だ」などとたたえた。
プルシェンコさんはソルトレイクシティ(2002年)、トリノ(2006年)、バンクーバー(2010年)の男子シングルで銀、金、銀のメダルをそれぞれ獲得。自国開催となったソチ(2014年)では団体戦で金メダルに輝くなど、ロシアスケート界のレジェンドだ。
2017年3月末に引退したが、後輩たちの面倒見がよく、大会があるたびにTwitterやInstagramで応援のメッセージを投稿するなど「アニキ」的存在となっている。
ザギトワ、メドベージェワ両選手がフリーの演技でハイレベルな熱戦を繰り広げた後、プルシェンコさんは自らのInstagramに次のような文を投稿した。
偉大な対決。アリーナ・ザギトワとジェーニャ(エフゲニアの愛称)・メドベージェワという輝かしい2人のスケーターは、アリーナがロシアに金メダルをもたらし、ジェーニャが銀メダルをもたらした。
2人の点差はほんの少し。残りの選手たちとは大きな差がついた。我々の誇りが、フィギュアスケート女子を新たなレベルに押し上げたし、その舞台にはアリーナとジェーニャ、それ以外のすべての選手がいる!
素晴らしい!トレーニングスタッフたちもブラボーだ。
プルシェンコさんは現在、モスクワに自らのスケート学校を開き、後進の指導にあたっている。