「まるでフェラーリ」イタリア初のEVスーパーカー【画像】

イタリアのスーパーカーは、一部の富裕層だけでなく世界中のクルマファンを惹きつける存在だ。子供の頃(大人になってからも)、クラシックなフェラーリのポスターを部屋の壁に貼った人も多いだろうし、ランボルギーニを見て、視線が釘付けになった経験のある人もいるだろう。
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イタリアのスーパーカーは、一部の富裕層だけでなく世界中のクルマファンを惹きつける存在だ。子供の頃(大人になってからも)、クラシックなフェラーリのポスターを部屋の壁に貼った人も多いだろうし、ランボルギーニを見て、視線が釘付けになった経験のある人もいるだろう。そんなイタリアンスーパーカーに初のEV、テクニカー「ラヴィニア」が加わった。

テクニカーは、「ジーニアス」という電動の小型シティーカーを開発した伊シチリアの電気自動車メーカー。そんな同社は現在、電気モーターが最高出力789hpを発揮するというオール電化スーパーカー「ラヴィニア」の開発に取り組んでいるという。今のところ詳細は明かされていないが、未来の技術を紹介するブログサイト『Inhabitat』によれば、0-100km/h加速は3.2秒、最高速度は300km/hに達するとのことだ。そして満充電時の航続可能距離は180マイル(約290km)と、こちらも申し分ない。またこのレンダリング画像を見る限り、ボディの外観はフェラーリのようにエキゾチックだ。テクニカーは、来年4月にモナコで開催されるオートショー「Top Marques Monaco」で公開するために、ラヴィニアのプロトタイプを製作中であるという。より詳しいスペックもその時に明らかになるだろう。

レノボ・モーターズリマック・オートモービリ、スピーラ、APPLUS IDIADAなど、世界各地で開発が進められているEVスーパーカー。近い将来、フェラーリとランボルギーニの間にこんなクルマたちのポスターが飾られる日が来るかも知れない。

翻訳:日本映像翻訳アカデミー