LGBTコミュニティが現在直面する“命を脅かす問題”について啓発するため、72カ国の国旗から1つのドレスが作られた。
このドレスは、世界中で同性愛が禁じられている72の国の国旗で作られている。さらにこの内の12の国では、同性愛者は死刑にされる可能性もあるのだ。
今回、オランダのデザイナーのマティス・ヴァン・ベルゲン氏とアーティストのオエリ・ヴァン・ウォエツィキ氏が共同で、アムステルダムで開催されたユーロプライドでこの政治的なメッセージ性の強いドレスを発表。そのドレスが美しい写真として撮影された。
「この大きなドレスを着ているのは、私です」と、モデルのバレンティン・デ・ハイフ氏がInstagramに投稿した。
「同性愛者に対する規制が撤廃された国の国旗は、レインボーフラッグに変わっていくことになっています。このドレスがすぐにでも、全てレインボーフラッグのパッチワークのドレスになることを祈りましょう!」
オランダ出身の写真家で映画監督のピーテル・ヘンケット氏は、ユーロプライドが終わった後に、このドレスの写真に関する力強いメッセージをInstagramにコメントした。
「世界で最も美しい絵、アムステルダム国立美術館に展示されているレンブラントの『夜警』の前で写真を撮るよりも、美しい写真を撮ることができました」
「みなさんにハッピープライド!愛がありますように!」
ハフポストUK版に掲載されたものを翻訳・編集しました。
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