また、2014年11月には、新たに建築された巨大で荘厳な大統領公邸が公開されたが、建設費13億7000万トルコリラ(約700億円)で、部屋数1000室の公邸には、豪華すぎるという批判の声もあがった。そして12月には、ロシアのプーチン大統領を迎えての仰々しい歓迎式典が開催された。
このエルドアン大統領の皇帝さながらの振る舞いは、1月12日に最高潮に達したといえるだろう。トルコを訪問したパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談を行なった際に、かつてトルコ地域に存在した16の帝国の正装を身にまとった戦士が、護衛として2人の横にずらりと並んだのだ。
しかし、エルドアン大統領が自身の権限を強化しようとしているという懸念の声もある時に、こうした写真はあまり安心できるものとはいえないだろう。
トルコのエルドアン大統領(右)と、パレスチナ自治政府のアッバス議長(左) (Adem Altan/AFP/Getty Images)
(Adem Altan/AP Photo)
大統領警備隊に一礼するエルドアン大統領と、アッバス議長 (Kayhan Ozer/Anadolu Agency/Getty Images)
(Aykut Unlupinar/Anadolu Agency/Getty Images)
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:ガリレオ]
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー