「私にとって、自信を持ったうえで、ひとりの女性として誰かのものになると表現するいかなる人も、男女同権論者(フェミニスト)なのです」
イギリス出身のモデルで女優のエミリー・ラタコウスキーさんは、セクシュアリティが自信を与えるものであることを知っている。彼女は、アメリカのメジャーなファッション誌「アルーア」8月号のインタビューに応じ、女性問題、政治、芸術への愛情について語った。
26歳のラタコウスキーさんは、ありのままの自分の生きかたを通じて、フェミニズムとセクシュアリティについて、実に的を射て、共感すべき思慮深い考えを持っていた。
「表面的に見れば、自分は矛盾に満ちた生き方をしている」とラタコウスキーさんは、アルーア誌に語った。
ラタコウスキーさんは、計画出産を強く支持していて、女性のセクシュアリティに関して説得力のあるエッセイを書いている一方で、彼女のハリウッドデビュー作は、ロビン・シックの『ブラード・ラインズ ~ 今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪』にトップレスで出演したミュージックビデオであり、この姿はスポーツ・イラストレイテッド誌の50周年水着記念号で、最近掲載されたからだ。
しかし、「この両方の世界に自分が存在することに満足している」とラタコウスキーさんは語った。そして若い女の子たちが、ステレオタイプの制約から逃れて、自分が望むいかなる女性にもなれることを知って欲しい、と彼女は願っている。
「自分が望むものなら、何にだってなれることを、女の子たちに知って欲しいのです」と語った。「自分が望む限り個性を発揮してもらいたいのです。こんなことも、あんなことも何でも好きになることができるし、世の中が自分のことを理解してくれないんじゃないか、なんて思う必要ないのです」
ラタコウスキーさんは、自分のセクシュアリティに自信が持てたので、これが自分のアイデンティティだと判ったのだと語った。
「私にとって、自信を持った上で、ひとりの女性として誰かのものになると表現するいかなる人も、フェミニストなのです」とラタコウスキーさんは語った。
「もし女性がセクシーな格好をしようと決めても、その女性がフェミニストではないということにはならないのです。 [私たち女性は] 自分のためになることを、しているべきなのです。もしこれがその女性の選択であるならば、その女性は気分良くなれるので、素晴らしいことなのです。女性にとって良いことなのです」
全く同感だ。
ハフポストUS版に掲載されたものを翻訳・編集しました。
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