アフリカ南部ザンビアの鉱山で10月、5655カラットのエメラルド原石が見つかった。重さは1.1キロ。イギリスの宝石会社ジェムフィールズが10月29日に発表した。
同社によると、所有するカジェム鉱山で10月2日、同社の地質学者と鉱員が見つけた。卓越した透明度と、美しい緑色が特徴だという。
エメラルドには現地の言葉でライオンを意味する「インカラム」という名前が付けられた。CNNによると、11月には分割されてオークションにかけられる予定。同社では「大きすぎて落札価格は予想できない」とコメントしている。
同社が所有する鉱山から掘り出されたエメラルド原石としては、2010年に現地語の「ゾウ」と名付けられた原石に次ぐ2番目の大きさだという。