もしかしたら今頃、テスラではなくAppleの電気自動車が公道を走っていたかもしれない。
テスラCEOのイーロン・マスク氏は12月23日(日本時間)、過去にAppleに対してテスラ買収を持ちかけていたことをTwitterで明かした。
これに先立つ12月22日に、Appleが2024年までに新バッテリー技術を使った車を作る計画があることをロイターが報じていた。
マスク氏はこれに反応する形で「もし本当なら奇妙な話だ」とツイート。
記事に書かれていた“革新的”とされる技術をテスラがすでに採用していることなどを指摘した上で、「モデル3プログラムがうまくいっていなかった時代、私はティム・クック氏にテスラ買収の可能性についての話し合いを持ちかけた(今の10分の1の値段で)。しかしクック氏は、私との会合を断った」と説明した。
エンガジェットによると、これまでにもテスラがAppleに買収を持ちかけたという噂があったが、マスク氏がそれを裏付ける発言をしたのは今回が初めてだという。