憲法改正に前向きな4党が「3分の2」を確保するのか。
7月10日投開票の参院選は、自民・公明・おおさか維新・日本のこころの「改憲4党」が、非改選議席と合わせて、憲法改正を発議できる総定数の3分の2にあたる162議席に達するかどうかが、終盤の開票結果の焦点になっている。
一方、NHKと朝日新聞デジタルの集計は、ともに11日午前2時45分の時点で「3分の2」到達の可否について報じていない。両社とも、比例区の残り獲得議席をすべて4党が獲得した場合、162議席に到達する計算になる。
・自民、公明の両党で、改選121議席の過半数を得る。自民単独での過半数獲得はならず(朝日新聞デジタル)
・青山繁晴、今井絵理子、片山さつき、山谷えり子(以上、自民)、有田芳生(民進)、市田忠義(共産)、片山虎之助、渡辺喜美(お維新)の各氏が当選
・沖縄担当相の島尻安伊子氏、法相の岩城光英氏の2現職閣僚が落選
・選挙区の投票率は54.70%。過去4番目の低さ
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