11月30日が「絵本の日」であることにちなみ、キャロライン・ケネディ駐日大使がYouTubeに、お気に入りの絵本についての動画を投稿した。
その絵本とは、林明子さんの『こんとあき』。砂丘の街に住む祖母に会うために、ぬいぐるみの「こん」と旅した、「あき」という少女の話だ。
こんは、あきの祖母によって作られたぬいぐるみ。あきが成長するにつれ、こんは古び、あるときついに、腕がほころびてしまった。こんを治してもらうため、あきはこんと一緒に祖母の家に出かける。電車でこんとはぐれたり、犬に連れさられたこんを探したりと、何度も大変なめに会うあき。無事に祖母の家にたどりつくことができるのか…?
ケネディ駐日大使は、公開した動画の中で、「この本は、私の母から娘のローズへの4歳の誕生プレゼントでした」と紹介。絵本の中に、ローズさんと、妹のタチアナさんのサインがあることを見せ、「鳥取砂丘のことを知って、行きたいと思いました。本と同じ景色が見えると思ったからです。子供たちも連れて行きました」と語った。
ケネディ駐日大使は、「読書好きの家庭に育った私は、読書という貴重な習慣を自分の子供にも伝えました。驚くことに1冊の本が年月を経て、人生を大きく変えることがあります」とコメント。「#私の大好きな本」というハッシュタグを使って、「みなさんの好きな絵本を教えて下さい」と述べた。
以下に、現在投稿されている絵本の一部を紹介する(英語での投稿を含みます)。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー