新型コロナで臨時休校、子供たちの自宅学習はどうする? 特別公開される学習コンテンツを紹介

休校措置を受けて期間限定公開されるオンライン学習コンテンツを集めました。
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タブレット機器を使った自宅学習のイメージ写真
Imgorthand via Getty Images

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて安倍晋三首相は2月27日、全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に3月2日から春休みまで、臨時休校をするように要請した。

突然の発表ということもあり、子どもを持つ家庭では3月2日からの過ごし方に不安の声も広がっている。今回の休校要請を受けて、オンライン学習コンテンツを提供する各社では、特別措置を実施すると発表した。対象となる児童生徒の年齢別に紹介しよう。 

■小学校まで

5~10歳向けの思考力育成アプリ「シンクシンク」。無料コースに加えて、より様々な思考力問題に挑戦できる有料コースを提供している。

運営元のワンダーラボ(東京都文京区)は、3月1日から31日までの1カ月間、有料コースを含めたすべてのコンテンツを、全世界のユーザーを対象に無料で開放すると発表した

■小・中学生向け

学研ホールディングス(東京都品川区)は、子どもたちの家庭学習への不安解消と学力維持のために「Gakken家庭学習応援サイト」 を3月2日に立ち上げると発表した。学習コンテンツを無料公開するという。

 

■中学生向け

デジタル・ナレッジ(東京都台東区)は、デジタル&アナログ連動型の中学生用学習システム『基本のキ』を民間の教育現場に対し、2020年3月1日から4月30日まで無償で提供すると発表した。学習塾に通えなくなった生徒の自宅学習が目的だという。

 

■中学・高校生向け

Z会は、オンライン学習サービス「Z会Asteria総合探究講座」で、通常は受講会員のみが視聴できるコンテンツの一部を無料公開している。期間は2月28日より4月30日まで。28日現在公開されているのは、4つの専門講座で、それぞれ1時間程度だ。 

Z会グループの葵(東京都千代田区)も、80万人の中学生・高校生が利用するオンライン学習塾「アオイゼミ」を、期間限定で授業動画を2月28日から3月31日まで無料開放する

■高校生向け

学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(N高)とドワンゴは、3月1日からN高で導入しているオンライン学習アプリ「N予備校」を生徒以外の全ての人に無償提供し、オンライン授業を無料開放すると発表した

 

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