ハフポスト日本版を統括するエディター・アット・ラージ(編集主幹)に、報道キャスターの長野智子さん(51)が1月20日、就任した。新しい顔として、ネット利用者への浸透を目指す。
ハフポスト日本版は昨年5月、アジア進出の第1弾として、朝日新聞社と提携してオープンした。順調に利用者が増え、サイトの訪問者数(ユニークユーザー)は月間約600万人に達している。編集主幹はハフポストの各国版におり、長野さんは松浦茂樹編集長と二人三脚でサイト運営にあたる。
長野さんはテレビ朝日系「報道ステーションSUNDAY」のメーンキャスター。「最大の特徴であるグローバルな趣を強め、独自性やスタッフの情熱を感じられるサイトにしたい。各国版の編集部との連携も強めたい」と抱負を語った。
ハフポスト創業編集長のアリアナ・ハフィントン氏は「長野さんは日本、そして世界でハフポストの知名度を上げ、成長を続ける各国版ネットワークの国際協力でも、主導的な役割を果たしてくれると思う」との談話を寄せた。
ハフポストはブログやニュースを核に、活発な意見交換の場となることをめざし、コメントが多くつくようにニュースの争点化を狙った編集をしている。2005年に米国で始まり、英国やフランス、イタリアなど9カ国・地域に広がっている。
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