エディ・ジョーンズ、イングランド監督に就任「未来は明るいと信じている」

ラグビーの前日本代表監督のエディ・ジョーンズ氏(55)が12月から、イングランド代表監督に正式に就任する。契約期間は4年。イングランド・ラグビーフットボール協会(RFU)の公式サイト「England Rugby」が11月20日、報じた。
Open Image Modal
England Rugby

ラグビーの前日本代表監督のエディ・ジョーンズ氏(55)が12月から、イングランド代表監督に正式に就任する。契約期間は4年。イングランド・ラグビーフットボール協会(RFU)の公式サイト「England Rugby」が11月20日、報じた。BBCによると、イングランド人以外が代表監督を務めるのは初めてという。

ジョーンズ氏は、イングランドが地元開催だった2015年のラグビーワールドカップ(W杯)で史上初めて1次リーグ敗退となった点を踏まえて、「ワールドカップでイングランドが被った残念な結果を乗り越えて、RFUと選手とともに(ラグビーに)取り組めることを楽しみにしている」と言い、「イングランドの将来は明るいと信じている」と抱負を述べた

ジョーンズ氏はW杯終了後、南半球最高峰リーグ・スーパーラグビーのストーマーズ(南アフリカ)の監督に就任。イギリスの新聞、デイリー・テレグラフによると、RFUが10万ポンド(約1900万円)近くを違約金としてストーマーズに払う可能性があるという。

ジョーンズ氏はオーストラリア出身。2001年にオーストラリア代表監督に就任し、2003年のラグビーワールドカップ(W杯)で母国を準優勝に導いた。2011年末に日本代表監督として契約し、 9月にイングランドで開幕したW杯では日本代表を率いて史上初めてとなるW杯3勝を挙げた。母が日系人で、日本人の妻を持つ。

【関連記事】