エボラ出血熱が流行のリベリアから帰国の男性、エボラウィルス検出されず【UPDATE】

エボラ出血熱が流行しているリベリアから帰国した男性が発熱を訴え、厚生労働省は男性を国立国際医療研究センターに搬送した。

エボラ出血熱が流行しているリベリアに滞在したあと、10月27日午後4時頃に羽田空港に到着した45歳の男性が発熱の症状を訴え、厚生労働省は男性を国立国際医療研究センター(東京都・新宿区)に搬送した。今後、男性から採取した血液などを東京の国立感染症研究所に送り、エボラウイルスなどの病気に感染していないか、詳しい検査を行うという。NHKニュースなどが報じた。

厚生労働省などによりますと、27日午後4時ごろ羽田空港に到着した男性が、発熱の症状を訴えたということです。

警視庁などによりますと、男性は40代のジャーナリストとみられ、西アフリカのリベリアにことし8月から2か月間滞在したことがあり、ベルギーやイギリスを経由して、羽田空港に到着したということです。男性は到着時に37度8分の熱があり、念のために新宿区の国立国際医療研究センターに運んでいるということです。

 

リベリア帰り男性発熱で検査へ - NHK 首都圏 NEWS WEBより 2014/10/27 19:55)

ハフポスト日本版が航空会社に問い合わせたところ、日本航空(JAL)は「弊社の便とは認識していない」と回答。全日空(ANA)の担当者は「弊社の便かどうかも含めて調査中」と回答した。

【追記 2014/10/28 6:03】

厚生労働省が詳しい検査を行った結果、発熱を訴えた男性からエボラウィルスは検出されなかった。だたし、発熱の症状が出てから日が浅いためウイルスが検出されなかった可能性もあるとして、男性を国立国際医療研究センターにとどめて経過を観察する。

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