[ジュネーブ 28日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は28日、西アフリカのエボラ出血熱感染者が今後、2万人を超える可能性があるとの見解を示した。
WHOは西アフリカの4カ国について感染拡大を阻止するための戦略を発表。その中で、感染者数は報告されている3069人の2─4倍に上る可能性があると指摘した。
WHOは、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアに広がったエボラ熱感染に国際社会が協調して大規模な対策を取る必要があるとした。
アフリカ中部コンゴで発生したエボラ出血熱については、西アフリカのウイルスと種類が異なるため、今回発表された見通しには含まれていない。
WHOは、感染が集中している地域での対策が必要で、首都や主要港で感染を止めることに力をいれるべきと強調。依然として多くの地域で感染が拡大しており、前例のないほどの数の医療従事者が死亡していると報告した。
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