『ドラクエGO』と話題の「ドラゴンクエストウォーク」ってどんなゲーム?

発案のきっかけは「ポケモンGO」。開発者は「ドラゴンクエストとかけ算したら、いろんなことが出来るんじゃないか」と語る。2万人を対象としたβ版体験会を開催へ
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「ドラゴンクエストウォーク」のロゴ。公式サイトより
dragonquest.jp

株式会社スクウェア・エニックスは6月3日、スマホ向けの位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」を2019年内にリリースすると発表した

ネット上では同じく位置情報ゲームの「ポケモンGO」になぞらえて、「ドラクエGO」と呼ばれるなど話題になっている。

■「ドラゴンクエストとかけ算したら、いろんなことが出来るんじゃないか」

 

3日の新作発表会では、同作のプロデューサーの柴貴正さんがあいさつ。構想が浮上したのが、約3年前の2016年ごろとして、以下のように振り返った。

「スマホの位置情報を使ったゲームがいっぱい出てきて、スマホならではの新しい遊びがいっぱい出来て。『これがドラゴンクエストの世界観に、うまくはまるんなら、きっと面白くなるだろう。どういうことが起きるんですかね?』と堀井さんに相談したことが、本作が誕生したきっかけだったと思います」

ドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二さんが「あのとき、ポケモンGOも流行ったし」と固有名詞を出すと、柴さんは「言っちゃいましたね」と苦笑しながら「ポケモンGOを2人ともやっていて、ポケモンはポケモンの面白さがあると思うんですけど、ドラゴンクエストとかけ算したら、いろんなことが出来るんじゃないかというところで、いろいろな遊びを入れ続けた3年間でした」と話した。

■東京タワーなど日本各地のランドマークも登場

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「ドラゴンクエストウォーク」の公式サイトより
dragonquest.jp

「ドラゴンクエストウォーク」は、現実世界に沿ったマップを実際に歩きながら、「ドラゴンクエスト」の世界を体験するという内容だ。「スラミチ」という新キャラのモンスターが案内役となる。

マップ上で出会ったモンスターを倒していくと経験値がたまり、レベルアップする。倒したモンスターは「モンスターずかん」に登録される。

また、このゲームならではの機能として、「クエスト」というミッションをクリアしていくモードも用意される。東京タワーなど日本各地のランドマークもゲーム中に登場するという。

iOSとAndroidに対応。「ポケモンGO」と同様に基本プレイは無料で、アイテム購入で課金されるタイプだ。

■2万人を対象としたβ版体験会を開催へ

正式リリースに先駆けて、いち早くプレイできるβ版体験会を、6月11日から開催する。体験会が実施されるのは関東圏(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)のみで、18歳以上が対象。

6月3日から3日間、計2万人を公式サイトの特設ページで募集している。

「ドラゴンクエストウォーク」のプロモーションビデオは、以下の通り。