[ソウル 8日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)は8日、北朝鮮の干ばつで子供たちが生命の危機にさらされていると発表した。病気や栄養不良で危険な状態にある子供が大勢いるという。
ユニセフは声明の中で、干ばつ被害地域で子供たちの間に下痢の症状が急増していると指摘。安全な飲み水の入手が困難で、衛生状態が著しく低下しているという。
ユニセフによると、北朝鮮の子供は2012年の調査で4人に1人が栄養不良と診断された。これが干ばつ被害の懸念を一層高めているという。
北朝鮮は100年に1度の干ばつに見舞われ、特に主要農業地域の一部で被害が深刻だとしている。
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