「立憲民主党」も浮上 民主党と維新の党が合流へ最終調整、党名どうなる?

「民主」の名称を残したい民主党と、新たな党名にすべきだと主張する維新との間で議論が続いています。
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民主党/維新の党

民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表は2月22日、東京都内で会談し、両党が合流して新党を結成することについて、双方が党内手続きに入る方針で一致した。維新が解散し民主党に合流したうえで党名を変更する案を、近日中にもそれぞれの党の会合で、正式提案する方針。共同通信などが報じた。

両党は2015年12月、衆院で統一会派を結成。合流について協議を続けてきた

現在の議員数は、衆参合わせて民主が131人に対し、維新は26人。両党が合流すると、衆院は副議長を含めて93人、参院は民主党59人(副議長含む)、維新5人となる。しかし、国会法の規定により、旧みんなの党の比例代表で当選した維新の参院議員5人は、民主党がいったん解党しない限り新党には合流できない。このため維新側は両党が解党した上で新党を結成する新設合併を、強く求めていた。

これに対し、民主は「解党はコストが大きい」「選挙準備が間に合わない」などとして吸収合併を主張。解党には応じられないとして、平行線が続いていた。

こうしたなかでの両党の動きについて、NHKニュースは次のように伝えている。

民主党執行部は、参議院選挙で自民・公明両党に対抗するためにも両党の合流を最優先にすべきで、維新の党の議員が民主党に合流するという形ならば党名を変更する方向で検討しており、23日、幹部が協議することにしています。

 

これに対し、維新の党の執行部からも、民主党が党名の変更などに応じるならば両党の解党による新党結成にこだわる必要はないという声が出ており、23日、執行役員会を開いて対応を協議することにしています。

 

民主“維新が合流なら党名の変更を検討” NHKニュースより 2016/02/23 04:49)

FNNニュースによると新党の党名をめぐっても結論が出ず、「民主」の名称を残したい民主党と、新たな党名にすべきだと主張する維新との間で議論が続いていた。産経ニュースは新党名について、略称が「民主」となる形での党名変更が検討されおり、「立憲民主党」などが浮上していると伝えている。

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