干ばつの続くタイで、ドラえもんが雨乞いの儀式に使われ、本物の猫の身代わりになっていたことがわかった。儀式の後には雲が現れ、人々が喜んだという。イギリス・BBCなどが6月29日、報じた。
儀式は、タイ北部のプレー県で行われた。成長したとうもろこしが、日照りのため枯れ始めたことで、儀式が執り行われることになったという。
儀式では本来、本物の黒猫をカゴの中に入れて神輿のように担ぎ、歌ってダンスをしながら街中を練り歩く。猫は水を嫌うことから、現地では猫が鳴けば雨が降るとされており、かごを揺らしたり、水をかけたりする内容だった。
しかし、動物愛護のために本物の猫を使うことが違法だとみなされ、代役を立てることになった。ドラえもんが選ばれたのは、「他のネコの人形がなかったからだ」と地元に住むラタカーンさんは述べた。
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