新しくできたお洒落なビストロで、ロブスターを食べたい。ニューヨークでは犬だってそんなグルメな願望を持つようになりそうだ。
10月27日、アメリカ・ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は「犬と食事する」法案に署名した。法律は直ちに施行され、ニューヨークのレストランは、テラス席など屋外であれば犬の同伴を許可できるようになった。レストランオーナーたちは、テラス席で犬を迎えるかどうかを決めることになる。
「法案が成立した今、『家族全員での食事』は、新しい意味を持つようになりました」と、この法案を作成した州議会のリンダ・ローゼンソール州議会議員は話す。「犬を家に残して外出できないような犬好きを新しいお客として迎えれば、レストランは利益を増やすことができるでしょう」
法案には賛否両論ある。ニューヨーク州保険局は、犬の同伴は「不衛生」だと考えており、法案に反対している。一方で支持者たちは、レストランの収入が増えるだけでなく、犬が高温の車中に取り残されることもなくなり、家族がこれまでよりも外出するようになるなど、大きな効果があると主張する。
何はともあれ、グルメなニューヨークの犬たちにとっては朗報だ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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