3Dプリントという21世紀の新技術のおかげで、助かるワンちゃんが増えている。今日ご紹介するダックスフンドのバブルズちゃん(Bubbles)は、生まれたときから前足がない。しかし飼い主のTrevor Byersは、母犬から生まれた時点ですでに足がないことに気付き、なんとかしてあげたい、と思った。でも、やや大きくなったバブルズは、犬用の車いすで遊びまわることが大好きになった。
そこで3Dプリントの登場だ。Byersは小さなバスケットとやや大きい車輪を作り、バブルズがそれを使えるよう練習した。そしてさらに彼は、犬用の車いすを3Dプリントで作りたい人たちのための、インストラクションまで書いた:
ふつうの工作で車いすを作ろうとして何か月も失敗を重ね、ついにわが家で初めての3Dプリンタを買った。失敗の数は前よりも多かったが、やっとうちのバブルズにぴったりの設計が完成した。軽くてしかも安定性を良くするのに苦労し、最後にはバブルズの細長い背中に重しを載せなくても走れるようになった。ほかの前足のない小型犬に比べると、彼女は自分の車いすでかなり長時間遊びまわる。上り坂も下り坂も、生い茂った草むらも、全速で走れる。バブルズで成功した私と妻は、ほかの犬たちがささいな障害で苦しまないために、今回の3Dプリント経験を共有したい、と考えた。
バブルズにはFacebookのページもあり、下のビデオでお分かりのように、3DプリントのおかげでThe Life of Reillyを満喫しているようだ。
出典: via 3Dprint
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)
(2015年6月23日 TechCrunch Japan「生まれたときから前足のないダックスのバブルズちゃんが3Dプリントで快足の車いすを」より転載)
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