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アメリカの郵政公社(USPS)が6月1日、郵便配達員にとって時に“天敵”にもなりうる犬とのバトルが最も多かった場所を明らかにした。
このランキングは「犬の噛みつき啓発週間」に先立ち発表されたものだ。USPSによると、2022年に仕事中に犬に襲われた配達員の数は5300人を超え、最も多かった州はカリフォルニアの675件。テキサスの404件、ニューヨーク州の321件と続いた。
また、都市別に見ると、ヒューストンの57件が最多で、2位のロサンゼルスが48件、3位のダラスが44件だった。
ちなみに、2023年の「犬の噛みつき啓発週間」のテーマは「良い犬にだって機嫌の悪い日はある」。
USPSは「攻撃の多くは、飼い主が『うちのは噛みません』と言っていた犬によるもので、予防可能です」と述べている。
また、噛みつき防止の対策として、犬を家の中やフェンスの中にとどめ、配達員が家の中まで郵便物を届ける場合は、玄関を開ける前に犬を別の部屋に入れてドアを閉めてほしいと求めている。
さらに、犬が配達員を子どもに対する脅威とみなす場合もあるため、子どもが配達員から直接手紙を受け取らないようにしてほしい、とも注意喚起している。
「配達員が到着する前に犬が安全な場所から出ないようにすることで、配達員の通り道を確保し、安全に郵便物を届けられるようにしてください」
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。