イギリス東部エセックスにあるマウントフィーチェット城で、10歳のルブラドールが、親を失ったアヒルのヒナたちを育てている。
ラブラドールの名前はフレッド。城のオーナーの1人、ジェレミー・ゴールドスミス氏の飼い犬だ。
ヒナたちは、フレッドの後ろをついて歩き、 堀を一緒に泳いだり、フレッドの背中や頭に登るという。可愛すぎる。
ヒナたちは、城の敷地内を歩いているところをスタッフが見つけた。母親の姿が見当たらなかったため、ゴールドスミス氏が保護し、自宅に連れ帰った。
そこに現れた救世主が、フレッドだったという。ゴールドスミス氏は、BBCにこう語る。
「自力で生きるにはヒナたちは小さすぎたので、自宅に連れて帰りました。するとフレッドが、ヒナたちを自分の腕の下においたのです」
幼くして母を失うのはつらい体験だが、ヒナたちはフレッドの温かい愛を受けすくすくと成長している。
「これくらい幼いアヒルは、母親が必要ですが、彼らには代わりに専業主夫のフレッドがいます」と、ゴールドスミス氏はインディペンデント紙に語る。
親として奮闘中のフレッドとヒナたち、動画もどうぞ。