DJ警官が活躍、サッカーW杯日本代表出場決定の裏で活躍する人々

サッカー日本代表が、ワールドカップ出場を決めた4日夜、警視庁が東京都の渋谷駅前に数百人の警官を配置した。渋谷駅前のスクランブル交差点では、これまで、日本代表の試合の後、若者がハイタッチを繰り返すなどを行い、通行が大混乱した経緯があるためだ…
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サッカー日本代表が、ワールドカップ出場を決めた4日夜、警視庁が東京都の渋谷駅前に数百人の警官を配置した。渋谷駅前のスクランブル交差点では、これまで、日本代表の試合の後、若者がハイタッチを繰り返すなどを行い、通行が大混乱した経緯があるためだ。

今回のオーストラリア戦はワールドカップ出場が決まるかどうかという一戦だけに、大混雑が予想され、事前に整理誘導のお知らせが掲載されていた。

整理誘導のお知らせ

 6月4日(火)、埼玉スタジアムにおいて、サッカー・ワールドカップ・アジア最終予選「日本☓オーストラリア」先が行われますが、これに伴い、渋谷駅前交差点(通称スクランブル交差点)では、サポーター等による混雑が予想されます。

 よって、当日、渋谷駅前交差点周辺において、下記の通り歩行者の整理誘導を行いますので、ご理解とご協力をお願いします。

○整理誘導日時

 平成年6月4日(火)

 午後9時頃から午後11時頃までの間

※状況によっては延長となります。

試合終了直前、渋谷駅前交差点に警官が続々集結。

この数の警察官のみなさんは、バスでやってきたのでしょうか。

産経ニュースでは交通規制の様子を下記のように報じた。

 通行規制が始まったのは試合終了直後の午後9時20分過ぎ。駅前のスクランブル交差点では斜め横断を阻止するため、機動隊員を中心とした警察官が道路上で手をつないで整列。センター街入り口周辺はアルミ製の柵が設けられ、外周約2キロの区域への不要な立ち入りも制限された。

(産経ニュース「「それはイエローカードです!」 JR渋谷駅前 タクシーに寄りかかる若者も…」2013.6.4 23:44)

物々しく警戒するも、やはりサポーターが大勢集まり、お祭り騒ぎとなった。

しかし、お祭り騒ぎの若者に自制を求める警官が拡声器で呼びかけ、渋谷に集まった若者たちの注目の的に。DJ警官と言う名前でTwitterなどで拡散された。

朝日新聞デジタルでは、この様子を下記のように伝えている。

 警察官は拡声機で「日本代表のユニホームを着ている皆さんは12番目の選手です。日本代表はルールとマナーを守ることで知られています。お巡りさんもこんな良き日に怒りたくはありません。チームワークをお願いします。駅の方向へ進んで下さい」などと呼びかけていた。

朝日新聞デジタル「渋谷規制、警官訴え「皆さんは12番目の選手…マナー守って」 サッカーW杯出場決定」より。2013/6/5)

午後11時を過ぎても、熱気は冷めず、DJ警官は終電に関する注意を促していた。

DJ警官の演説を、コミケ名言集と似ているという人もいた。

コミケスタッフ名言集まとめ「【 一流職人コミケスタッフ】名言集」はこちら

しかし、警官のおかげでスムーズに帰れたという人もいたようだ。

警官を気にする人もいた。

なお、警官以外でも、W杯試合中がお仕事というかたももちろんいる。

水道局の人も、その一人だったようだ。

兎にも角にも、日本代表、W杯出場、おめでとうございます!